Claude Codeのはじめ方|インストールから最初の1回まで(迷わない手順)
Claude Codeを入れて、最初の指示を1回動かすまでの手順だけをまとめました。専門用語は使わず、つまずきやすい場所を先に書いてあります。
はじめに結論です。Claude Codeは「パソコンの中で作業してくれる相棒」です。ターミナル(コマンドを打ち込む黒い画面)から動かします。やることは3つだけ。①道具を入れる ②ログインする ③最初の一言を打つ。この記事は、その3つを迷わずに終えるための道案内です。
この記事で分かることは3つ。(1) 始める前に用意するもの (2) OS別のインストールと初回ログイン (3) 最初の1回で何を打つか。
1つ注意があります。インストール方法やアカウントの条件は、今後変わる可能性があります。この記事の内容は2026-07-25時点の公式ドキュメントで確認したものです。実際に手を動かす前に、公式のクイックスタート(英語)で最新の案内も見てください。
始める前に用意するもの
先にそろえるものは3つです。
| 用意するもの | 中身 |
|---|---|
| 対応するパソコン | macOS 13.0以降 / Windows 10(1809以降) / Ubuntu 20.04以降など。メモリ4GB以上。インターネット接続が必要 |
| 使えるClaudeアカウント | Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれかの契約、またはClaude Console(使った分だけ払う従量課金の窓口)など |
| 練習用のフォルダ | 壊れても困らない、新しく作った空のフォルダ(これは筆者のおすすめで、公式の必須条件ではありません) |
対応OSやメモリの条件は公式のセットアップページに載っています。数値や対応バージョンは変わることがあるので、2026-07-25時点の情報として読み、最新は公式で確認してください。
アカウントについて1つだけ補足します。契約プラン(Pro・Maxなど)で使う経路と、Claude Console(従量課金)で使う経路は別物です。どちらで使うかを先に決めておくと、あとで料金のことで迷いません。
昔の紹介記事には「先にNode.jsを入れる」と書いてあるものがありますが、**今の公式のおすすめはネイティブ版(Node.js不要のインストール方法)**です。Node.jsが関係するのは、あえてnpm版という別の入れ方を選んだときだけです。この記事ではネイティブ版で進めます。
インストールする(Windows・macOS・Linux)
Windowsの場合
- 開く: キーボードの「Windowsキー+X」を押し、メニューから「ターミナル」または「Windows PowerShell」を開きます。開いた画面の行の先頭が
PS C:\...のようにPSで始まっていることを確認します。PSが無いC:\...だけの画面はCMDという別物です。 - 貼る: 次の1行を貼り付けて、Enterを押します。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
- 成功表示を確認: エラーで止まらず、インストール完了を示す表示が出れば次へ進みます。
Git for Windowsというソフトは入れなくても動きます(Claude CodeはPowerShellをそのまま使います)。必須ではないので、ここでは飛ばして大丈夫です。
macOS・Linux・WSLの場合
- 開く: ターミナルを開きます。
- 貼る: 次の1行を貼り付けて、Enterを押します。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
- 成功表示を確認: エラーで止まらず、インストール完了を示す表示が出れば次へ進みます。
画面の開き方や貼り付けの操作に自信がない人は、公式のターミナル入門ガイドがちょうどこの部分を画像つきで説明しています。なお、どうしてもターミナルが苦手なら、公式のデスクトップアプリ版という選択肢もあります(この記事はターミナル版の手順です)。
動作確認と初回ログイン
入れただけでは終わりにしません。動くことを1回確かめます。
- **いったん新しいターミナルを開き直します。**開き直さないと、入れたばかりの道具が見つからないことがあります。
- 次のコマンドを実行します。
claude --version
バージョン番号と「Claude Code」の表示が出れば合格です。
- 表示されずエラーになるときは、公式のトラブルシュートを見ます。Windowsでは次のコマンドで、道具がどこにあるか(そもそも見つかるか)を切り分けます。
where.exe claude
ファイルの場所が表示されれば、Claude Code自体は見つかっています。
- 合格したら次のコマンドで起動します。
claude
起動画面が表示されれば成功です。**初回はブラウザが開いて、ログインを求められます。**自分のアカウントで許可を押してください。パスワードを聞かれたら、それは自分で入力します。
5. ブラウザが自動で開かないときは、起動画面で cキーを押すとログイン用のURLがコピーされます。それを自分でブラウザに貼れば進めます。ログインし直したいときは、起動中に /login と打ちます。詳しくは公式の認証ページにあります。
料金についての注意を1つ。Pro・Maxの契約で使っているつもりでも、パソコンに ANTHROPIC_API_KEY という設定(APIキー=従量課金用の鍵)が残っていると、そちらが優先されてAPI利用料金の経路になることがあります。心当たりがある人は、起動中に /status で今どの経路で動いているかを確認してください。この挙動も2026-07-25時点の公式サポートの案内によるもので、変わる可能性があります。
最初の1回は「作らせる」より「読ませる」
いよいよ最初の指示です。その前に、起動する場所を決めます。
- 練習用のフォルダを1つ新しく作ります。
- ターミナルで
cd 練習用フォルダの場所と打って、その中へ移動します。 claudeと打って起動します。画面に出る作業ディレクトリ(今どのフォルダで作業しているか)が、さっきのフォルダになっているか確認します。
Claude Codeは、起動したフォルダを基本の作業範囲にします。設定しだいで別のフォルダへのアクセスを許可することもできるので「そこしか見ない」とまでは言えませんが、基本はここです。だからこそ、慣れるまでは大事なファイルのある場所でいきなり始めないのが安全です(これは筆者のおすすめです)。
最初の指示は、いきなり何かを作らせないほうがうまくいきます。おすすめは「このフォルダの中に何があるか、日本語で説明して」です。理由は2つ。1つ目は、読むだけなので何も壊れないこと。2つ目は、返ってきた説明を読むと「この相棒はどこまで見えているか」が分かることです。ここが分かると、次からの指示が的確になります。
慣れてきたら、次はこの順で試すと段差が小さいです。
- ファイルを1つ読ませて要約させる
- 短いファイルを1つ作らせる
- 作ったファイルの1行を直させる(1ファイルの小さな変更なら、失敗してもすぐ戻せます)
直させるときに、許可画面が出ます。標準的な設定では、作業フォルダ内のファイルを読むことは承認なしで行われますが、コマンドの実行やファイルの変更は原則として承認を求められます。ただしこの挙動は許可モードの設定で変わります。許可画面が出たら、どのファイルを・どう変えるかを見てからOKを押す癖をつけてください。今の許可ルールは、起動中に /permissions と打つと確認できます。詳しくは公式の許可設定ページにあります。
最初のうちは、公開・削除・お金にかかわる操作は頼まないでください。読む→小さく作る→小さく直す、の順で十分です。
最後に、最初に覚えるコマンドの早見表です。
| 打つもの | 何が起きるか |
|---|---|
claude | 起動する |
claude --version | 入っているかの確認 |
/help | コマンド一覧を出す |
/login | ログインし直す |
/permissions | 今の許可ルールを見る |
/resume | 前回の会話の続きから再開する |
| Escキー | 実行中の作業を止める |
exit(またはCtrl+Dを2回) | 終了する |
よくある質問
Node.jsは先に入れる必要がありますか?
いいえ。今の公式のおすすめはネイティブ版で、必要条件にNode.jsは入っていません。npm版という別の入れ方を選ぶ場合にだけ関係します。根拠は公式セットアップページです。
無料のClaudeアカウントだけで使えますか?
公式クイックスタートは、Pro・Max・Team・Enterpriseの契約、Claude Console、または対応クラウド経由のアクセスを必要条件としています(2026-07-25時点)。条件は変わることがあるので、始める前に公式の最新案内で確認してください。
PowerShellとCMDはどう見分けますか?
行の先頭を見ます。PS C:\ で始まればPowerShell、PSが無ければCMDです。2つはインストール用コマンドが違うので、貼り付ける前に必ず先頭を確認してください。
ログイン用のブラウザが開かないときは?
初回の起動画面でcキーを押すと、ログイン用URLがコピーされます。それを自分でブラウザに貼ってください。詳しくは公式の認証ページにあります。
ターミナルを使わずに始められますか?
公式のデスクトップアプリ版なら、ターミナルを開かずに使えます。この記事の手順はターミナル版(CLI版)のものです。どちらにするか迷ったら、まずアプリ版を触ってみるのも1つの手です。
まとめ
- 公式のネイティブ版を入れて、
claude --versionで「入ったこと」を1回確かめる - 練習用フォルダに
cdで移動してから起動し、最初の指示は「読ませる」から始める - つまずいたらエラー文を消さずに読み、公式トラブルシュートで症状から探す
手順やコマンドは変わることがあります。実行前に、下の公式ページ(2026-07-25時点で内容を確認済み)で最新の案内を見てください。
公式一次情報
確認日: 2026-07-25
- Quickstart: OS別のインストールコマンド、
claude --versionでの確認、初回ログイン、最初の質問までの流れが書いてあります - Advanced setup: 対応OS・メモリ4GB以上などの動作条件と、ネイティブ版・npm版など複数の入れ方が書いてあります
- Terminal guide for new users: ターミナル未経験者向けに、PowerShellの開き方・CMDとの見分け方・終了方法が書いてあります
- Authentication: 初回のブラウザログイン、開かないときのcキー、使えるアカウント種別、再ログインの方法が書いてあります
- Configure permissions: 読み取り・コマンド実行・ファイル変更で承認の扱いが違うことと、
/permissionsでの確認方法が書いてあります - Troubleshoot installation and login: claudeが見つからない・ログインできないなど、症状ごとの直し方が書いてあります
- Use Claude Code with your Pro or Max plan: 契約プランでの使い方と、APIキーが優先されて従量課金になる場合の注意が書いてあります
続き(結論と実データ)はnoteに置いています
ここでは手順のところまで書きました。実際に出た数字、うまくいかなかった条件、そのまま使える設定ファイルは、 note の記事にまとめてあります。