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AIを同時に何人も動かす|速くなる分け方・遅くなる分け方

AIを並列で同時実行するとき、速くなる仕事の分け方と、かえって待ち時間や費用が増える分け方を具体例から判断できるようになります。

AIを何人も同時に動かすと速くなる——半分は本当で、半分は嘘です。分けていいのは、お互いの結果を知らなくても完成できる仕事だけ。 前の答えを待つ仕事まで分けると、確認とやり直しが増えて、一人でやるより遅くなります。私は実際に、その両方をやりました。

この記事で分かることは3つ。速くなる分け方、費用と時間の違い、すぐ使える実行手順です。

並列にしてよい仕事は「待たずに書ける仕事」

AIの並列実行とは、複数のAIに別々の仕事を渡し、同時に進めることです。判断は簡単です。担当Aが終わらなくても、担当Bは最後まで書けるか。この答えが「はい」なら、分ける候補です。

たとえば旅行記事を作るなら、「持ち物を調べる」「移動時の注意を調べる」「家族向けの困りごとを挙げる」は同時に進められます。どの担当も、ほかの原稿を待たずに結果を出せるからです。最後に一人が重複を消し、記事へまとめます。

反対に、「構成を決める」「その構成で本文を書く」「本文に合う題名を付ける」は順番があります。本文担当は構成を待ち、題名担当は本文を待ちます。三人を同時に動かしても、前提が違う原稿が三つできるだけです。

増える費用と、縮む時間は別の数

ここで混ざりやすいのが、使った量終わるまでの時間です。

同じ三つの仕事を一人に順番で頼んでも、三人に同時で頼んでも、仕事そのものは三つです。同時に走らせたことだけで、使う量が増えるわけではありません。その代わり、待ち時間は短くできます。

一方、一つの仕事を細かく分け、担当を増やすほど、説明文を何度も読ませます。最後のまとめや食い違いの修正も必要です。こちらは使う量が増えます。つまり、同時実行は時間の工夫、分割数は費用の工夫です。この二つを別々に考えると迷いません。

実際に遅くなった分け方

自分の場合は、記事作りを「冒頭」「中盤」「まとめ」に分け、同時に書かせて詰まりました。三人とも読者像や言葉の意味を少しずつ違って受け取り、同じ説明を繰り返しました。つなぎ直す作業が増え、一人で順番に書くより遅くなりました。

直し方は、文章の場所ではなく、独立した役割で分けることでした。「具体例を集める」「反対例を探す」「初心者が迷う言葉を探す」なら、結果を別々に受け取れます。その後、本文を書く担当を一人に固定すると、話の流れも崩れません。

迷わない実行手順

まず、完成物を一文で決めます。次に仕事を小分けにし、各項目へ「ほかの結果を待つか」と書きます。待たない項目だけを同時に開始します。待つ項目は順番に並べます。

依頼には、担当範囲、完成の形、触らない範囲を入れます。最後は必ず一人がまとめ、重複、矛盾、抜けを確認します。AIを増やす前に、このまとめ役を決めておくのがコツです。

まとめ

  • 分けてよいのは、お互いの結果を知らなくても完成できる仕事
  • 同時実行で縮むのは待ち時間で、分割を増やすと使う量と費用が増える
  • 待つ仕事は順番に進め、最後のまとめ役は一人に固定する

続き(結論と実データ)はnoteに置いています

ここでは手順のところまで書きました。実際に出た数字、うまくいかなかった条件、そのまま使える設定ファイルは、 note の記事にまとめてあります。

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