🧰 Codex/AI開発術

Codex CLIをWindowsで始める手順|インストールから最初の編集まで

WindowsでCodex CLIを導入し、ログイン、作業フォルダの確認、読み取り依頼、小さな編集、結果の検証までを初心者向けに解説します。

Codex CLIは、ターミナルからファイルの読み取り、編集、コマンド実行を頼めるツールです。導入直後は「現在地の確認」「読み取り」「1ファイルの編集と検証」の順で試します。

始める前の確認事項

練習には、作り直せる小さなフォルダを使います。Codexは起動したフォルダを基準に調べるため、現在地の間違いに注意してください。秘密鍵、パスワード、顧客情報も対象から外します。詳しくはAIコーディングで秘密情報を管理する方法で整理しています。

ログインはChatGPTアカウントかAPIキーを使います。公式資料では前者はサブスクリプション、後者は使用量に応じた利用です。料金や機能は契約によって変わります。組織の端末では、導入やブラウザ認証が許可されているかも確認します。

Node.jsとターミナルを用意する

2026年7月24日のOpenAI公式READMEでは、Windows向けのPowerShellインストーラーが案内されています。この方法ならNode.jsは不要です。npm install -g @openai/codexで導入する場合だけ、npmを含むNode.jsを先に用意します。

Node.jsを使うなら、公式ページからLTS版を選びます。確認日時点の最新LTSは24.18.0ですが、導入時に現行版を見直してください。

node --version
npm --version

両方に番号が出れば準備完了です。認識されなければPowerShellを開き直し、PATH(コマンドの探索先)も確認します。以降はPowerShellを使います。

Codex CLIをインストールする

公式READMEがWindows向けに示すコマンドです。公式URLを確認し、転載サイトのコマンドへ置き換えないでください。

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://chatgpt.com/codex/install.ps1 | iex"

実行ポリシーはスクリプトの実行条件を制御します。組織のポリシーで拒否されたら、設定を勝手に緩めず管理者へ確認します。

npm経由なら、代わりに次を実行します。最初は一方の方法だけを使います。

npm install -g @openai/codex
codex

codexが見つからない場合は、まずPowerShellを開き直してください。

インストール方法の比較

方法Node.js主な操作選ぶ目安
Windows用PowerShellインストーラー不要公式のinstall.ps1を実行Windowsで最短の手順を使いたい
npm必要npm install -g @openai/codexNode.jsとnpmをすでに管理している
GitHub Releases不要対応する実行ファイルを手動で取得配布ファイルを確認して導入したい

初回はPowerShellインストーラーかnpmのどちらか一方を選びます。複数の方法を重ねると、Get-Command codex -Allに異なる実行ファイルが並び、更新先が分かりにくくなることがあります。

ログインと作業フォルダを確認する

初回起動でChatGPTを選ぶとブラウザが開き、認証後にCLIへ戻ります。codex loginでも開始できます。APIキー方式を選ぶなら利用条件を確認し、キーをチャットやソースへ貼らないでください。

練習用フォルダへ移動してから起動します。空白を含むパスは二重引用符で囲みます。

cd "C:\Users\あなたの名前\Documents\codex-practice"
Get-Location
Get-ChildItem
codex

Get-LocationGet-ChildItemで場所とファイルを確かめます。Codex内では/statusで構成、/permissionsで許可範囲を確認できます。Claude Codeの作業フォルダ入門も参考になります。

最初は読み取りだけを頼む

最初の依頼では、変更しない条件を明記します。

このフォルダの構成を確認してください。
まだファイルは変更せず、主要なファイルの役割と、
最初に確認すべき点を3つ以内で説明してください。

認識されたフォルダ、主要ファイル、実行予定のコマンドを見ます。場所が違う、または編集を始めようとした場合は中断し、現在地と条件を言い直します。

依頼には「対象」「許可」「禁止」「完了条件」を入れます。Codexへの依頼テンプレートも利用できます。

小さな編集と検証を試す

読み取り結果が正しければ、変更先を1ファイルに限定します。練習用フォルダにcodex-practice.txtがある前提なら、次のように頼みます。

codex-practice.txtの末尾に「Codex CLIの動作確認ができました。」を1行追加してください。
変更してよいのはこの1ファイルだけです。
変更後にファイル内容を確認してください。

終了後はPowerShellから実物を確認します。

Get-Content .\codex-practice.txt
Get-Item .\codex-practice.txt | Select-Object Name, Length, LastWriteTime
Get-ChildItem

指定文が1回だけ追加され、別ファイルが増えていないことを見ます。開発では既定のテストも実行します。AI生成コードの検品チェックリストも利用できます。

起動できないときの確認順

再インストールを繰り返す前に、次の順で切り分けます。

  1. PowerShellを開き直してcodexを実行する。
  2. npm経由ならnode --versionnpm --versionを確認する。
  3. Get-Command codex -Allで参照中の実行ファイルを調べる。
  4. エラー文を保存し、導入、認証、権限のどこで止まったか分ける。
  5. 組織の実行ポリシーで拒否されたら管理者へ確認する。
  6. OpenAI公式のCodex CLIページと公式READMEで手順を見直す。

実行ポリシーのエラーはPowerShellでスクリプトを実行できないときの直し方、起動後の権限エラーはCodexのsandboxエラーを解決する方法で切り分けられます。別の停止原因はCodexが途中で止まる原因ログから原因を切り分ける方法も確認してください。

正しいフォルダで読み取り、1ファイルだけを編集し、自分のコマンドで内容を確認できれば導入完了です。

よくある質問

Node.jsは必ず必要ですか

いいえ。公式のWindows用PowerShellインストーラーかGitHub Releasesを使う場合は不要です。npmで導入するときだけ、Node.jsとnpmを先に用意します。

ChatGPTの有料プランがないと使えませんか

Codex CLIは、ChatGPTでのサインインとAPIキーでのサインインに対応しています。前者は対象となるChatGPTプランの利用条件、後者はAPIの使用量に応じた料金が適用されます。対象プランや料金は変更される可能性があるため、導入時に公式ページを確認してください。

codexが見つからないと表示されたらどうしますか

PowerShellを開き直してからGet-Command codex -Allを実行します。npmを使った場合はnode --versionnpm --versionも確認し、複数のCodexが表示されたら、どの導入方法の実行ファイルかを整理します。

現在のログイン方法を確認・解除できますか

codex login statusで認証方法を確認でき、codex logoutで保存済みの認証情報を解除できます。APIキーや認証キャッシュはパスワードと同様に扱い、記事、チャット、リポジトリへ貼らないでください。

-ExecutionPolicy ByPassはPC全体の設定を変更しますか

このインストールコマンドの指定は、起動したPowerShellプロセスに対するものです。Microsoftの資料では、プロセス範囲の設定はそのセッションだけに作用し、グループポリシーを上書きしません。組織の端末で拒否された場合は、恒久設定を変更せず管理者へ確認します。

一次情報の確認メモ

続き(結論と実データ)はnoteに置いています

ここでは手順のところまで書きました。実際に出た数字、うまくいかなかった条件、そのまま使える設定ファイルは、 note の記事にまとめてあります。

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